山形県の北の果て、出羽富士鳥海山のふもとの片隅に私たちの町はあります。
山あり、川あり、海もそば。町の至る処に湧水があふれ、米も野菜もお酒も海の幸もおいしい!
都会からは少し離れているけれども日々変わりゆく四季の温もりを感じながら、仲間と一緒に仕事もプライベートも楽しみながら暮らしてみませんか?
山形県立遊佐遊佐高等学校は、1学年1学級の小規模高校の総合学科。過疎地域にある唯一の高校では入学者増加のため令和2年度より、県外からの留学生を受け入れています。県外留学生は空き家を改修した「シェアハウス」で一緒に暮らしています。「対話」と「自立」と「自律」を目標に、みんなで一緒にくらしを作ってきます。
山形県立遊佐高等学校は平成27年度に普通科から総合学科へ改編し、令和5年度には創立97周年を迎えました。一方、少子化による生徒数の減少は喫緊の課題であり、入学者の確保のため、令和2年度より県外からの留学生の受入れを始め、これまでに延べ22人の留学生の受入れを行ってきました。
ハウスマスターには、親元を離れた県外留学生が、学校生活・私生活ともに、生徒が町内外において健全な生活を営むことができるよう生活における支援・伴走をしていただきます。また、生徒、遊佐高校の教員、保護者、地域の関係者と積極的にコミュニケーションを取っていただき、生徒が学校内外で安心安全に暮らすためのサポートをしてもらいます。
現在、留学生16人に対して、3人のハウスマスターがおり、日々の活動に奮闘中!次年度以降も県外留学生の受入れ人数が多くなると見込んでおり、一緒に働いてくれる仲間を募集します!高校生と一緒に豊かな暮らしとは何か考えてみませんか?
【業務内容】
県外生徒は親元を離れ、3年間の高校生活を通じて自立・自律を目指します。生徒の個性を認め、寮生活のサポートを中心に親元を離れて暮らす不安を抱える生徒のフォローにあたっていただきます。また、寮が目指すものは生徒が自主的に運営することです。そのために生活習慣や基本的な生活規律の意識付けはもとより、生徒同士の対話・コミュニケーションを通じて、「どうしたらお互いが暮らしやすくなるか」を考え、生徒主体の寮運営に向けたサポートを行ってほしいと思います。
■遊佐町自然体験型留学生の生活支援
・学校生活・私生活での悩みを共有し、改善するサポート。
・地域行事へ一緒に参加するなど、地域住民との交流のサポート。
・生徒が自主的に行う学校外での活動のサポート。
・留学生用住宅で監護を行う生活相談員、町、高校、保護者と生徒の状況について情報共有し、連携して生活の支援を行う。
(1)県外留学生徒に対する事項
・生徒との定期面談(月2回程度。1回あたり30分~1時間)
・県外留学生の病気、けが、その他の緊急対応(通院等)
・生徒とともに各種地域貢献活動や地域行事への参加。
・各寮における生活全般における指導及び個別の相談への対応。
・生徒が実施する企画運営のサポート。
・生徒の入学卒業時の住宅受け入れ、送り出し、年度末年度初めにおける生徒の引越しの手伝い
・生徒の日常活動について高校及び保護者への情報共有
(2)県外留学生の住宅運営に関する事項
・自然体験型留学生学生寮の生活相談員との情報共有
・生活相談員のシフト作成、食事提供の連絡調整、寮の備品管理
(3)遊佐高校魅力化プロジェクトの情報発信
・遊佐高校の情報発信(SNS、月1回の通信発行)
・魅力化プロジェクトの発信・動画制作(SNS、Youtube)
【一緒に働くハウスマスターより】
ハウスマスターの仕事は、畑に種を蒔くような仕事だと思っています。芽が出るのは、3年後、5年後、いや、もっと先かもしれません。働きかけが具体的な数字となって現れる訳でもありません。それでも、今、私たちが生徒たちの側で一緒に何かをした経験が、彼らの人間的な成長の種となっていると確信しています。もちろん大変なこともありますが、生徒たちの少しの変化や成長を感じて共に喜びながらお仕事ができる人をお待ちしています!
【役場より】
県外生が遊佐町での留学を決意した背景はそれぞれ違っており、やりたいことや興味があることも違います。一人ひとりに寄り添うことは大変ですが、1日の半分以上の時間を過ごす寮を、留学生も生活相談員もハウスマスターもみんなが楽しめる空間にするお手伝いをしてほしいと思います!そしてハウスマスター自身も留学生とともに、遊佐町という地域を好きになって下さい。
自治体名 | 山形県遊佐町 |
---|---|
学校名 | 山形県立遊佐高等学校 |
仕事概要 | (1)遊佐町自然体験型留学生の生活支援 (2)遊佐町自然体験型留学生住宅の運営 |
募集対象 | (1)生徒、保護者、先生等関係者と円滑なコミュニケーションを図れる人物 (2)生徒が自主的に行う学校内外の諸活動を伴走し、生徒の成長に熱意や意欲を持てる人物 (3)地域活動や地域の行事に積極的に参加し、地域と生徒をつなぐことに意欲がある人物 (4)悩みや相談を聞くのが得意な人、様々なことに意欲や興味をもって取り組める人 ※地域おこし協力隊での募集となるため、以下の住所要件も併せて必要です。 (1)三大都市圏をはじめとする都市地域等から、遊佐町に住民票を異動できる方。 |
雇用形態 | 町からの委嘱となり、雇用関係はありません。 |
給与 | 月額233,000円(年収見込み額2,796,000円) |
勤務地 | 山形県立遊佐高等学校 |
勤務時間 | 午前8時30~午後5時15分(休憩時間1時間) 実労働時間7時間45分 |
残業 | 勤務時間外で活動する場合は、前後の勤務日の勤務時間を調整します。 |
社会保険 | 個人で国民年金、国民健康保険に加入していただきます |
休日休暇 | 土日・祝日、年末年始、夏季休暇(5日) 業務内容によっては土日勤務があるため、その場合は平日に振替休日を取得します。 |
資格 | 普通自動車免許(必須) |
募集人数 | 1人 |
書類選考方法 | あり(履歴書) |
面接方法 | 書類選考、面接(対面1回) |
その他備考 | 地域おこし協力隊として以下の補助があります。 ・家賃補助(全額)、ガソリン代補助(月上限20,000円)、灯油代補助(月上限5,000円)※11月~3月 ・活動中のボランティア保険加入 ・公用車を無償で貸与します |
問い合わせ先 | kikaku@town.yuza.lg.jp(遊佐町役場企画課) |
参考URL | https://www.iju-join.jp/cgi-bin/recruit.php/9/detail/59772 |