和気町は岡山県の南東部、兵庫県との県境近くに位置し、山・川・田畑など自然豊かで静かな田舎町です。
日本一の種類数を誇る藤公園や和気清麻呂の生誕地として有名で、山登り・サイクリング・キャンプ。自然散策・温泉などアウトドアスポットがある町としても知られています。
近年では、移住者受入体制を整備し、災害に強いまちづくりや子育て・教育環境の魅力化などを進めており、暮らしやすい町として関心が高まっています。
日本最古の庶民のための学校である「旧閑谷学校」を祖として創学354年の歴史を持つ県立高校です。
普通科2クラス、キャリア探究科1クラスで少人数授業、先進的なICT活用、地域との協働、旧閑谷学校との連携など、和気閑谷高校は地域等との連携と協働により、学びの質が高い環境を実現して、生徒一人一人の成長・自立につなげ「自らの将来を切り拓くことができる学校」づくりを行っています。
和気閑谷高校は、閑谷學や地域協働探究のような地域をフィールドとした探求的な学びを重視する県内の高校にはない大きな特色を持っています。地域に根差した活動を行うためには生徒と地域をつなげる役割を担うコーディネーターが重要です。
令和5年度から和気閑谷高生を対象に高校版公営塾をプレ開講しました。公営塾と学校との連携は必須であり、高校と公営塾の兼任をするコーディネーターは高校との情報共有においてキーパーソンとなると考えています。
和気町の子ども、和気閑谷高校に通う生徒のため、私たちと一緒に活動してくれるメンバーを募集します。
【業務内容】
①県立和気閑谷高校魅力化&公営塾
・県立和気閑谷高校魅力化事業
庶民教育のための閑谷学校の伝統を引き継ぎ、多面的な学力を伸ばし、個々の才能を開花させる学校づくりの支援。和気閑谷高校と地域が一緒になって魅力化を進めていく協働体制づくり。都市部の大規模校では出来ない魅力ある教育活動で生徒の人間力を育成する。
・公営塾事業
和気駅前に立地する旧銀行店舗跡地の交流施設「ENTER WAKE」を公営塾として利活用する。通常の学校カリキュラムでは指導が困難な英検等の資格試験対策や英語の授業の補講等について、オンライン教材等を用いて学習する機会を提供し、地域おこし協力隊が中心となり巡回指導形式でサポートする。
②和気町地域学習交流センターのハウスマスター
「岡山県立和気閑谷高等学校」は、少人数規模、先進的なICT活用、地域との協働、旧閑谷学校との連携など、地域等との連携・協働により、学びの質が高い環境を実現して、生徒一人ひとりの成長・自立につなげる「面倒見のよい」学校づくりを目指しています。この度、地域学習交流センターを整備し、全国募集により、より広く学生を受け入れ、親元を離れ、新たな土地で自ら挑戦してみようと決めた意欲ある子供達を、センター運営スタッフとして共にさせてくださる方を募集します。
岡山県和気町は地域おこし協力隊制度の活用により、公営塾の運営や高校の魅力化に取り組んできました。既に公営塾や高校内で活動している協力隊メンバーや任期終了後定住している協力隊OBもいるので思い切って様々な取り組みをしていただきたいと思います。また、小さなまちだからこそ活動に理解のある地域の方に出会いやすい利点もあります。自然あふれる本町での暮らしもぜひ楽しんでいただきたいです。