求人情報
更新日:2024年4月22日
ひとづくりからまちづくりへ。教育魅力化コーディネーター(正職員)と地域おこし協力隊を募集します!
島根県鹿足郡津和野町
一般財団法人つわの学びみらい(島根県立津和野高等学校)
地域情報
地域の魅力ご紹介

城山から津和野のまちを一望

国の重要無形文化財「津和野の鷺舞」は毎年7月に奉納

夏は川遊び!

美しい町並みと豊かな自然、そして文化の薫りあふれる日本遺産の町、津和野。

 津和野町は人口約6,500人の山間の小さな町です。石畳の通りには色鮮やかな鯉が泳ぎ、かつての藩校跡や家老の屋敷など、江戸初期に形成された城下町の美しい町並みが残り、年間約95万人の観光客が国内外から訪れています。明治の文豪森鷗外や画家の安野光雅氏の出身地でもあります。新緑の山に映える朱色の千本鳥居が荘厳で美しい「太皷谷稲成神社」は日本五大稲荷の一つでもあり、津和野の眺望も楽しめる人気スポット。まちを流れる高津川は日本一の清流としても知られています。
 町から車で約40分のところにある萩・石見空港から東京までは約1時間半、町の中心にはJR津和野駅もありSLの発着駅としても人気です。

学校情報
学校の魅力ご紹介

太皷谷稲成神社のふもとに位置する津和野高校

まちに出て活動する機会も多い

校内にいる時は休み時間に生徒と談笑

まち全体が学びの場。変化を起こす「はじめの一歩」があふれるまちづくりに挑戦中。

2011年、生徒減少による統廃合の危機に面した津和野高校で始まった高校魅力化の取り組みは、この10年間で多くの魅力化コーディネーターが関わり、まちの人々とともに実施してきました。その結果、今では全校生徒約200名のうち、3分の1が県外から来るようになり、それぞれが「やってみたいをやってみる」を体現しています。

こうした教育魅力化の流れを受け、津和野町が「0歳児からのひとづくりプログラム」を策定しました。これは、0歳児から教育的視点を持った各種施策を行い、保育施設、小、中、高校において系統性のある教育体制を構築することを目的としたプログラムです。その実働部隊として、2021年に(一財)つわの学びみらいが設立されたことにより、これまで課題であった「コーディネーターが生活に不安を感じることなく、また“任期”に縛られることなく津和野町の教育に関わることができる仕組み」もでき、教育でまちを持続可能にするための基盤が整いました。

私たちつわの学びみらいの活動は津和野高校から始まり、町内の小中学校における取り組み、そして保育園との関わりにまで発展し、現在は地域の教育に関わる取り組みの拠点となっています。これからも教育を軸とした新しい試みに挑戦することで「ひとづくり」を通した「まちづくり」に貢献していきます。

(一財)つわの学びみらいのHPはこちらです。→ https://tsuwano-mm.org/

求人情報
なぜ必要としているのか?

高校魅力化の取り組みを開始して10年以上が経過した津和野高校は、統廃合の危機を脱し、高校における総合探究の改革や生徒の「やってみたい」のサポートなど、〝地域と学校が協働する取り組み”を創り出し、生徒に寄り添いながら実践することで、一定の成果をあげてきました。その流れは高校だけにとどまらず、小中学校等の義務教育や乳幼児の学びの場にも広がり、そこに地域や多様なおとなが関わることで、まちのみらいを創る「自ら学び続ける」ひとづくりにつながっています。

そして今、津和野町は新しい変化を起こすフェーズに入っています。
まちを持続可能にするには10年後、20年後の津和野町について、各学校等の教育現場と地域が「ありたい姿、なりたい未来」を話し合い、どうすれば教育を軸にそのみらいを実現できるのかを考え、ともに取り組んでいくことが必要です。全国でもおそらく初の試みであるこの「教育を軸にしたまちづくり」を通して、津和野町のみらいをともに考え、私たちと取り組んでくれる仲間を募集します。



どんなことをやるのか?

学校の先生と一緒に生徒のプロジェクト伴走

地域のおとなと1対1で話すトークフォークダンス

地域の方に教えてもらって竹飯ごうに挑戦!

【業務内容】
当財団に所属している教育魅力化コーディネーターと協力・協働しながら活動していただきます。

・学校と地域をつなげる
義務教育(中学校が2校あります)及び津和野高校と地域、外部団体や組織、企業、自治体等をつなげるコーディネート業務。

・コンテンツを考える
義務教育及び津和野高校における総合学習/探究等の時間(課内)において、プログラム詳細の組立及び調整、運営等を現場の先生等と協力して実施する。

・生徒に寄り添う
とくに課外において、生徒・児童の「やりたい」「やってみたい」に寄り添い、必要に応じて外部機関や人とつなぐコーディネート業務。キャリアサポート等についても外部機関や外部人材とつなぐなど、現場の先生と相談しながら必要に応じて実施する。

・生徒募集(津和野高校)
津和野高校における生徒募集に関する業務(企画立案~募集・運営等)について、現場の先生等と協力して実施。

・町営英語塾HAN-KOHの生徒サポート・運営サポート
町営英語塾HAN-KOHを利用する生徒のサポート(やりたいことや自習等学習のサポート等)及びイベントや講座等における運営サポート業務。



どんな人とやるのか?

教員、外部人材、コーディネーターが協働しています!

まちの人たちが先生になってくれる機会も多い

町営英語塾HAN-KOHでは卒業生も参加して学習のサポートやキャリア相談も実施

現在、当財団には、14名のメンバーが所属(うち1名は地域おこし協力隊)しています。義務教育や高校に関わる教育魅力化コーディネーター及び英語コーディネーター、町営英語塾HAN-KOHの講師、まちづくりや総務・広報に携わるスタッフなど、それぞれの担当業務を中心に、対話を大切にしながら協力・連携して取り組んでいます。

教育魅力化コーディネーターは、それぞれ連絡窓口となる担当はありますが、業務についてはチームで取り組むため、義務教育(中学校)・津和野高校の両方に関わります。また様々な経験やスキル、そして想いを持ったコーディネーターと協力して業務に取り組むので、職員同士のコミュニケーションや対話がとても重要になります。

当財団には教育やまちづくりについて大学で講師を務めていたメンバーや、授業設計が得意なメンバー、地域とのつながりをつくるのが得意なメンバーなど、様々なスキルを持ったメンバーが所属しています。そのようなメンバーとともに働ける環境は、コーディネーター業務を間近で実践的に学べ、自身のスキルアップにもつながると考えます。複数のコーディネーターが所属し、かつ10年以上教育魅力化に取り組んできた津和野町だからこその「コーディネーター業務未経験でも実践的に学べる」素晴らしい環境ではないかと思います。

*業務実績等により、地域おこし協力隊から正職員として登用する可能性もあります。

[募集要項]

自治体名 島根県 鹿足郡 津和野町
学校名 一般財団法人つわの学びみらい(島根県立津和野高等学校)
仕事概要 津和野町が掲げるスローガン“まち全体が学びの場”及び、津和野町が推進する「0歳児からのひとづくりプログラム」実現の一翼を担う、津和野町100%出資の一般財団法人です。
私たちは
(1)小学校から高校までの教育現場にコーディネーターを配置、特に学校教育における“教育魅力化”の取り組みを実践
(2)町営英語塾HAN-KOHを運営、学校教育以外の学びの場を児童・生徒に提供
(3)様々な分野で活躍する人々をつなぎ、津和野町における新たな経済・地域活動の活性化を図ることで、津和野町におけるひとづくりを行い、まちづくりに寄与しています。
募集対象 ★当財団の理念に共感していただける方
★今までの津和野町及び、同町の教育に関する取り組みを理解し尊重しつつも、それ らにとらわれない方
★問題の本質を捉え、柔軟な発想で取り組める方
★児童・生徒、町民、学校教育関係者、そして仲間との信頼関係を積極的に構築できる 方
★自身に対して批判的な視点を持つことができ、学び続けられる方
★いつもWHYを考えている方
雇用形態 (1)職員
(2)地域おこし協力隊
給与 <職員> 実務年数や業務経験等を考慮し当財団規程により決定します。
<地域おこし協力隊> 「地域おこし協力隊」の規定に基づきます。(月180,000~)
勤務地 採用及び所属先は一般財団法人つわの学びみらいとなりますが、勤務地は原則以下の通りです。
・一般財団法人つわの学びみらい
・津和野町内の学校
勤務時間 下記の勤務時間での勤務が基本となりますが、業務内容の性質・都合に応じて柔軟な勤務形態を可能にしております。
<職員>
・週5日勤務、1日9時間(内1時間は休憩、実働8時間)
・8時30分~21時の間の9時間(詳細は個別雇用契約による)
<地域おこし協力隊>
・週4日勤務、1日9時間(内1時間は休憩、実働8時間)
・8時30分~21時の間の9時間(詳細は個別雇用契約による)
残業 なし
社会保険 <職員> 各種社会保険、育児・介護休業、住宅借上補助制度
<地域おこし協力隊> 各種社会保険、住宅費全額補助(適用条件あり)
休日休暇 <職員> 土・日曜日、国民の祝日、年末年始(12月30日~1月4日まで)、その他法人が指定する日
<地域おこし協力隊> 土・日曜日、国民の祝日、年末年始(12月30日~1月4日まで)、有給休暇16日(年)、慶弔休暇

*業務内容によっては土・日曜日、国民の祝日も出勤となる場合があります。
資格 <職員>自動車運転免許は必須、英語ができる(TOEIC650点相当以上)となお良い
募集人数 <職員>1名
<地域おこし協力隊>1名
書類選考方法 <職員>「履歴書」及び「職務経歴書」
<地域おこし協力隊>「履歴書」及び「職務経歴書」(任意)

※書類選考を通過された方には別途、追加の書類(「3つの質問」)へご回答いただくとともに、面接のために津和野町へ足をお運びいただきます。
面接方法 対面の面接を1回行います。基本、津和野町へお越しいただきます。
※オンライン面談をご希望の方はご相談ください。
その他備考 <職員>
・津和野町の10年後20年後を担う仕事です。まちの未来をつくっている、まちづくりに携 わっているという実感を持てる仕事です。
・多様な背景をもった人々が津和野町に集まってきています。相互に刺激し合いなが ら、ともに成長できる環境があります。
・津和野町の人々と過ごす時間そのものが何にもかえがたい貴重な経験です。地域の 方々の信頼を得ることで、人々の温かさに直接触れ(何かと面倒をみてくれます)、土地 のお米・野菜を味わい(農産物のおすそ分けをもらえたりします)、四季折々のイベント (運営側の役割をもらえたりします)に関わることができます。
・業務に支障のない範囲で兼業を許可しています。仕事に関わらず、自身が試してみた い、やってみたいと思ったことを実行に移せる環境があります。

<地域おこし協力隊>
・単年度の雇用契約ですが、2度の更新を経て最長3年間まで活動可能です。
・業務実績等により、地域おこし協力隊から正職員として登用する可能性もあります。
問い合わせ先 info@tsuwano-mm.org (担当:楠、白石)
参考URL https://tsuwano-mm.org