福島町は北海道の南西端に位置し、南は津軽海峡、北は豊かな森林に囲まれた町です。世紀の大事業と言われた青函トンネルの北海道側の基地があった町で、現在は新幹線の札幌延伸に合わせ、自動車・貨物など物流用の第2青函トンネルを建設への機運を高めています。
ウニやアワビ、マグロ、昆布など海の高級食材が名産品で、特にスルメは全国でも1・2を争う生産量を誇ります。
近年は一般社団法人「福島町まちづくり工房」を設立し、海上からしか行くことができない岩部クルーズなど、観光客の誘致にも力を入れています。
商業科3クラスの小規模な道立高校。大きな特徴は、福島町が全面的に高校を応援していることです。生徒に学校給食を無償で提供したり、商品開発や地域課題探求、ICT教育では独自に講師を派遣しています。特にICT教育ではプログラミング学習、ドローン操作など新たな学習にもチャレンジすることにしています。
福島町は持続可能なまちづくりを目指すため高校の魅力化を推進し、若者が活躍する地域となるよう2023年度より全国募集を開始します。その拠点として福島町青少年交流センター「新潮(にいじお)学舎」が2023年2月に完成します。新潮学舎は学生用個室24部屋、一般用ツイン4室があります。一般用は観光やビジネス、ワーケーション、大学生のフィールドワークなどを想定しています。全国からやってくる多様な若者とともに汗を流し、学校や地域の方々と新潮学舎の利用者とのコーディネーター・ハウスマスターの役割を期待しています。
【業務内容】
◇施設利用者の相談業務
・学生等施設利用者の生活支援(学習支援)
・施設イベント(地域・企業等との交流会・学習会)の企画運営
◇新潮学舎の管理
・施設利用ルール・日課等の決定
・調理スタッフ、清掃スタッフとコミュニケーションを図り、快適な住環境づくりを行う。
・食事、清掃等は外部専門業者に業務委託。
◇ゲストルーム利用者の管理
・予約者の把握、チェックイン・チェックアウトの確認等
・委託業者に衛生用品、アメニティー等の手配と清掃等の指示・指導
◇全国募集に向けた情報発信(新潮学舎のPR)
【教育長からのメッセージ】
現在のハウスマスターと指導主事(カウンセラー)の2名が主となって、利用者生活支援を行っています。24室ある個室が2年目の2024年に満員となったため、さらに27室増築することとしました。生徒とともに成長し、高校生がまちづくりの主役となるようサポートしてもらえる人材にぜひ福島町へ来てもらいたいです。教育の仕事がしたい熱意のある方を募集しております。
自治体名 | 北海道 福島町 |
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学校名 | 福島町青少年交流センター「新潮学舎」(北海道福島商業高等学校) |
仕事概要 | ・青少年交流センター「新潮学舎」ハウスマスター ・施設において地域・企業等との交流会・学習会の企画運営 ・一般宿泊施設の管理全般 |
募集対象 | (1)生活の拠点を北海道福島町へ移し、住民票を異動させることが可能な方 (2)パソコン操作ができる方(ワード・エクセル、ホームページの運営等) (3)地域住民と協力しながら、意欲的に地域活性化に取り組む意思のある方 (4)生徒の成長に関わりたい、貢献したいという意思のある方 |
雇用形態 | 地域おこし協力隊または会計年度任用職員 |
給与 | 年間支給見込み額 240万円(通勤)・360万円(施設に居住) |
勤務地 | 福島町青少年交流センター「新潮学舎」(北海道松前郡福島町三岳79-1) |
勤務時間 | 週40時間 |
残業 | 有(月10時間程度) |
社会保険 | 健康保険、厚生年金、雇用保険、労災保険 有 |
休日休暇 | シフト制・週休2日・夏季休暇・年末年始休暇・有給(1年目は14日付与、以降は当町職員に準じる) |
資格 | 普通自動車免許 |
募集人数 | 1名 |
書類選考方法 | 有(履歴書) |
面接方法 | 面接2回 ※オンライン面談(教育委員会事務局長・担当者)⇒対面面談(総務課長、教育委員会事務局長、教育長) |
その他備考 | ・経験者、教員免許有資格者優遇 ・施設に居住する場合は利用料と光熱水費を免除(食費は有料) ・通勤は住宅費用を支援 ・300mに町立認定こども園、800mに私立幼稚園、小学校600m、中学校700m |
問い合わせ先 | gakkou-g@town.fukushima.hokkaido.jp |
参考URL | http://www.fukusho-hokkaido.com |