有田町は佐賀県西部に位置し、日本の伝統工業の1つ、有田焼の産地としても有名です。また、「棚田」という特徴的な景観を持つ稲作地もあり、県下有数の畜産地でもあります。有田焼の「器」との農業の「食」の両方の魅力を堪能できる町です。また、町内に小・中・高校(有田工業高校)・大学(佐賀大学有田キャンパス)があるアカデミックな町です。
創立122年目を迎える県下屈指の「歴史と伝統、実績」を誇る工業高校です。近年志願者が減少しており、本校(全日制)のセラミック科・デザイン科は全国でも数少ない特色ある学科であることから、昨年度から「地域みらい留学」による生徒の全国募集を始めました。また、本年度からコミュニティ・スクールとして学校運営協議会を設置し、唯一無二の誇り高き学校として、有田の伝統産業や大学と協働した専門的・実践的な人材育成と全国募集の促進に力を入れて取り組んでいきます。
有田工業高校は、創立122年目を迎える工業高校で、セラミック科やデザイン科は全国的にも数少ない特色ある学科で、2021年度から「地域みらい留学」で全国生徒募集を始めています。また、本年度より、コミュニティ・スクールとして学校運営協議会を設置します。昨年度までの3年間、「地域とつながる高校魅力プロジェクト」にも取り組んできており、特色と魅力ある教育活動を行っています。今後、学校運営協議会における委員との連携を深め、教育活動の魅力強化を図ることで、県外生徒募集を促進させたいと考えます。そのためには、学校の教職員だけでなく、有田町と連携しながら外部の多様な主体と協働して取り組む必要があります。今回、「地域・教育魅力化コーディネーター」を配置し、学校運営協議会の運営補助や充実、「地域みらい留学」による全国生徒募集など、学校や地域と思いを共有して取り組む人材を募集します。
【業務内容】
♢全国生徒募集に向けた訴求、情報発信、広報、オンライン説明会などの運営。
有田工業高校は、2021年度から「地域みらい留学」による全国からの生徒募集を行っています。また、有田町と連携協定を結び、有田町内に生徒の下宿先を準備しています。本校はセラミック科やデザイン科など特色ある学科を持ち、地域と連携した教育活動を行っている魅力ある学校です。今ある魅力を、県内外のより多くの中学生に伝えるためには、どのような内容を、どのように伝えていけばよいのか、中学生やその保護者が知りたい情報や本校を選ぶメリットなど、何に訴求して発信していけばいいかなどの計画づくりからスタートします。具体的には、中学生向けにオンライン上で合同募集説明会のプレゼンテーションや、個別の説明会などを担当頂きます。中学生はもちろんのこと、保護者の方にも個別の相談対応を実施します。
♢学校魅力強化委員会(学校運営協議会)運営にかかる業務補助
有田工業高校は本年度からコミュニティ・スクールとして、学校運営協議会(学校魅力強化委員会)を設置します。委員には、地元産業を代表する企業や窯元、町役場や商工会議所、NPO法人など多様な方がいらっしゃいます。委員の方々と連携し、つながりを深めることで、地域と協働した教育活動の充実を図っていき、さらに魅力を強化することで県内外へのアピールにもつなげていきたいと考えています。ぜひ、学校運営協議会にも積極的に関わりながら、サポートしていただきたいと思います。
♢地域と連携したカリキュラムの運営支援および外部との連携に向けた業務。
有田工業高校は、「地域とつながる高校魅力づくりプロジェクト」の指定校として、昨年度までの3年間取り組んできました。この事業は終了しましたが、この事業に取り組んでいく中で、地域や企業、NPO法人や大学など多様な主体と連携し、教育活動の充実を図るとともに、様々な地域貢献活動に取り組みました。これらには資源(ヒト・もの・資金等)が必要ですが、持続可能な社会に開かれた教育活動を行っていくため、これまでの取組を整理し、各4学科のこれまでの取組と連携先や、今度の連携・つながりの可能性等を目に見える形で整理し、すべての教職員で共通理解できるものを作り上げていただければと思います。
仕事内容は、前例踏襲のことをやるのではなく、未来志向で創造力を働かせて、地域の思いや学校の思いを共有しながら、一緒に考えながら、よりよい方向を目指して取り組んでいく業務が多いと思います。学校の教職員や地域の方など、多様な方々との対話を通して、新たな発想や企画を生み出し、先取り志向でプロアクティブに行動していきます。正解はありませんので、学校の担当教員との意思疎通を図り、連絡・報告・相談をしながら、一緒に考えながらポジティブ志向で取り組んでいきましょう。
【校長からのメッセージ】
本年度より「SAGAコラボレーション・スクール(SCS)」重点校として、唯一無二の誇り高き学校として有田の伝統産業や大学と協働した専門的・実践的な人材育成と全国募集の促進に取り組んでいます。また、本年度よりコミュニティ・スクールとして、学校運営協議会を設置します。本校のセラミック科・デザイン科は全国で数少ない特色ある学科で、「地域みらい留学」という取組で全国から生徒を募集しています。学校の魅力を、地域はもとより全国に情報発信していくためにはコーディネーターの存在が重要です。主に、SCS担当の主幹教諭や「地域みらい留学」担当教員と連携して活動していただきたいと思います。コーディネーターの方には、民間企業での経験や渉外調整力を生かし、学校運営協議会との関わりや「地域みらい留学」による全国生徒募集に向けた情報発信の強化などで、力を発揮してほしいと思います。
【主幹教諭からのメッセージ】
4月から有田工業高校に異動してきました。有田工業高校は地元産業界や大学等、地域の人材や専門家と協働し、有田町をフィールドに特色ある教育活動を行っています。地域デザイン教育を学校の教育活動の中心に位置づけ、持続可能なものにしていきたいと思っています。その魅力を地域住民はもちろん、県内外の多くの方に情報発信することで、地域と学校の魅力を高めていきたいと思います。、みんながハッピーになれるよう、一緒に取り組んでみませんか?
自治体名 | 佐賀県教育委員会 |
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学校名 | 佐賀県立有田工業高等学校 |
仕事概要 | ・全国生徒募集に向けた訴求、情報発信、広報、オンライン説明会などの運営・企画支援。 ・学校魅力強化委員会(学校運営協議会)運営にかかる業務補助。 ・地域と連携したカリキュラムの運営支援および外部との連絡調整や情報提供。 |
募集対象 | (1)パソコン操作ができる方(ワード・エクセル・パワーポイント、ホームページの運営等) (2)学校の教員と意思疎通を図り、学校と連携して、生徒の全国募集に力を注いでいただける方 (3)コミュニティ・スクールの学校運営協議会における業務支援を行っていただける方 (4)学校内外における生徒の教育活動に関心を持ち、地域との連携・協働活動に積極的に参加する意志のある方 |
雇用形態 | 会計年度任用職員(任用期間1年/任期更新あり/なお、任用開始後1月間は条件付採用期間) |
給与 | 年収220万程度/月給159,000円程度(職務経験年数等に応じて決定。) |
勤務地 | 佐賀県立有田工業高等学校 |
勤務時間 | 7時間45分(昼休み45分) |
残業 | 残業手当 有 |
社会保険 | 健康保険、厚生年金、雇用保険、公務災害 有 |
休日休暇 | 土曜日・日曜日・祝日・年末年始(土日祝に出勤した場合は平日に振替) |
資格 | 普通自動車免許(AT限定可) |
募集人数 | 1名 |
書類選考方法 | 有(履歴書) |
面接方法 | 面接2回 ※オンライン面談(学校長・主幹教諭)⇒対面面談(学校長・主幹教諭) |
その他備考 | 募集があった時点で随時選考を行い、採用が決まり次第募集は終了いたします。 |
問い合わせ先 | 佐賀県教育庁教育振興課 kyouiku-shinkou@pref.saga.lg.jp |
参考URL | https://c-mirai.jp/schools/63 |